個人サロンの予約キャンセルポリシーの作り方【文例・設定場所・伝え方】

この記事はこんな方へ

対象読者:キャンセルポリシーを整えたい個人サロンオーナー

  • キャンセルポリシーに書くべき内容が分かる
  • お客様への伝え方のコツが分かる
  • そのまま使えるポリシー文章の例が分かる

無断キャンセルや直前キャンセルは、個人サロンの経営に直接影響します。キャンセルポリシーを明文化して予約時に必ず伝えるだけで、無断キャンセル率は大幅に下がります。

キャンセルポリシーの基本構成

期間キャンセル料
7日前以上無料
3〜6日前施術料金の30%
前日施術料金の50%
当日・無断施術料金の100%

これはあくまで一例です。

サロンの客単価・リピート率・予約の取りやすさに合わせて調整してください。

無断キャンセルのみ100%として、それ以外は設けない方針でも問題ありません。

キャンセルポリシーの文例

【キャンセルポリシー】ご予約のキャンセル・変更は、前日[時間]までにご連絡ください。・前日[時間]以降のキャンセル:施術料金の50%をキャンセル料として申し受けます・当日キャンセル・無断キャンセル:施術料金の全額をキャンセル料として申し受けますキャンセル料は次回来店時にお支払いいただきます。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

設定場所と伝え方

1. 予約システムの確認メッセージに記載する

STORES予約・Airリザーブなど主要な予約システムは、予約完了メールや確認メッセージにカスタムテキストを追加できます。

ここにキャンセルポリシーを明記します。

2. LINEの予約確認メッセージに含める

予約確認のLINEメッセージの末尾に「キャンセルは前日〇時までに」と1行追加するだけで認識率が上がります。

3. Instagramのプロフィールとハイライトに掲載する

新規客はInstagramから来ることが多いため、プロフィール欄またはハイライトに「ご予約前にご確認ください」として掲載します。

実際にキャンセル料を請求するときに起きること

キャンセルポリシーを作っても、実際に請求する場面になると迷うサロンは多いです。

特に常連のお客様や、理由が「急病」「家族の緊急事態」という場合は、請求するかどうかの判断が難しくなります。

現実的な考え方として、個人サロンの多くは「初回は請求しない・2回目以降は請求する」という運用をしています。

1回目の無断キャンセルは「ポリシーを知らなかった可能性がある」として、次回予約時に口頭で確認する。

2回目以降は毅然と請求する。

この段階的な対応が、関係を壊さずに規律を保つ現実的な方法です。

請求の伝え方については、LINEで送るなら以下のような文面が使いやすいです。

本日はご連絡なくご来店がありませんでした。キャンセルポリシーに基づき、施術料金の全額をキャンセル料として申し受けます。 ご確認をお願いします。次回ご来店の際にお支払いいただけますでしょうか。

感情的な表現を入れず、事実とお願いだけを書く。

これが後のトラブルを防ぐ文体です。

返信がない場合は一度だけ再送し、それ以上追わないことも選択肢の一つです。

キャンセル料の回収よりも、無断キャンセルが起きにくい仕組みを作る方が先です

前日リマインドを自動化するだけで、無断キャンセルは大幅に減ります。

ポリシーは「起きたあとの対応」より「起きる前の予防」に使うものです。

まとめ

キャンセルポリシーは「作って終わり」ではなく、予約のたびに必ず伝えることが大切です。

予約システム・LINE・SNSの3点で伝える仕組みを作れば、個別の追跡連絡が不要になります。


STORES予約でキャンセルポリシーを設定する方法

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キャンセルポリシーの文例テンプレートを使う

キャンセルポリシーを設定したら、予約システム側でも文言を設定しておきましょう。

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よくある質問

キャンセル料を請求したことがないのですが、設定しても大丈夫ですか?

問題ありません。ポリシーを設定すること自体が『無断キャンセルを抑止する』効果を持ちます。実際に請求するかどうかは状況に応じて判断できます。まずは明文化することが大切です。

既存のお客様にキャンセルポリシーをどう伝えればいいですか?

LINEで一斉配信するか、次回来店時に口頭で伝えるのが自然です。『より良いサービスを提供するために整備しました』という文脈で伝えると受け入れられやすいです。謝罪や言い訳は不要です。

無断キャンセルされた場合、本当に請求できますか?

予約時にポリシーを明示していれば請求の根拠になります。ただし実際の回収が難しいケースも多いです。目的は請求よりも『事前に周知することで無断キャンセルを減らすこと』と捉えるのが現実的です。

キャンセルポリシーを設定するとお客様が離れませんか?

適切な内容と伝え方であれば、むしろ信頼感が上がります。『当日キャンセルは施術料金の○%をいただきます』という明確なポリシーがあると、お客様も安心して予約できます。ポリシーがない方が『急にキャンセルしても何も言われないサロン』という印象につながるリスクがあります。

キャンセルポリシーはどこに掲載すればいいですか?

予約ページ・LINEのプロフィールページ・ホームページの3か所が基本です。予約確認メッセージにも一文添えると、予約時点でお客様に認識してもらえます。

無断キャンセルへのキャンセル料請求は法的に問題ありませんか?

事前にポリシーを明示して同意を得ている場合は請求できます。ただし実際の請求は手間と関係性へのリスクも伴います。まずはリマインドメッセージの送信で無断キャンセル自体を減らすアプローチが現実的です。

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